【活動報告】地域の皆さんと「寄り添う」を考える。放課後ACP開催レポート!
2026.08.05
イベントレポート
トピックス
こんにちは!「おうちにかえろう。病院」コラムをご覧くださり、ありがとうございます。
今回は、平日の夜に開催しているイベント「放課後ACP」の最新レポートをお届けします。
私たちは「意思決定支援」を真摯に実践する病院です。病院長の水野は、著書『意思決定支援 こんなときどうする!?』を出版しており、日々の対話と意思決定のプロセスを大切にしています。院内では、毎日のカンファレンスはもちろん、水野による「ACPマイスター講座」を通じて、スタッフ一人ひとりが対話のスキルを磨いています。
その輪を院内だけにとどめず、地域の看護師さんやケアマネジャーさんたちと学び合う場として開催しているのが「放課後ACP」です。
今回は、第11回目となったイベントの様子をご紹介します!
放課後ACPとは…
- ACP(アドバンス・ケア・プランニング)について、同じ地域の人と一緒に学ぶ場です
- 職種の垣根を超えて、多様な意見に触れる機会です
- ACPに関心を持つ仲間と交流を広げる場です
イベント概要と私たちの想い
第11回目は「哲学カフェ」形式で開催しました。
事前に参加者の皆さんからいただいたテーマの中から、今回は「寄り添う」について対話を重ねました。
「哲学カフェ」は、正解を出す場でも、結論をまとめる場でもありません。テーマについて話し、聞き、考える、その対話のプロセスそのものを楽しむ時間です。
今回の対話を通して、立場が異なる参加者同士で新しい発見や気づきが生まれることを目指しました。
水野からは、対話のルールとして「他人の言葉を否定しない」「知識ではなく、それぞれの経験に基づいて話す」ことが共有されました。さらに、「看護師の方は『寄り添う』ことについて授業で教わった経験があるかもしれませんが、医師である私は教わったことがありません。教科書的な答えに囚われず、今日は皆さん自由に話してほしいです。」と投げかけがありました。
実は、水野がこのテーマを選んだ理由には、こんな背景があります。
看護師さんの採用面接で「寄り添う看護がしたい」という言葉をよく耳にするけれど、その意味を聞いてみると、一人ひとり寄り添い方が違う。その「違い」こそがすごく面白いと感じていたからだそうです。
対話がスタートすると、各チームとも真剣に相手の話に耳を傾け、時には笑顔がこぼれるなど、とても豊かな時間が流れていました。


おわりに
「放課後ACP」には、地域の看護師さんやケアマネジャーさんのほか、やまと診療所の医師、在宅医療PA® 、事務スタッフなど、多くの仲間が参加しています。
「おうちにかえろう。病院」では、地域の皆さんとスタッフが交流できる勉強会やイベントをこれからも大切にしていきたいと考えています。ご案内が届いた際には、ぜひお気軽にご参加ください!
また、当院では新しい仲間を募集しています。
患者さんの人生や生活に「寄り添った」医療がしたいと思っている方、ぜひ見学会にお申込みください。
