いつも気づきをくれるこのチームなら、 間違いなく成長できると思いました。
2025.07.29
スタッフインタビュー

松﨑 彩織
おうちにかえろう。病院
作業療法士 /31歳 / 茨城県出身

Q1. これまでのキャリアについて教えて下さい。

小学生の頃、「オレンジデイズ」というテレビドラマを夢中で観ていました。そこではじめて医療や福祉系の仕事がある事を知り、漠然と憧れを抱いていました。その後、祖父の死や祖母の脳梗塞をきっかけに、患者さまの「~したい」をサポート出来る作業療法士を目指したいと思い、大学は作業療法学科 へ進学しました。
大学卒業後は、実家から近い地元の回復期リハ病院へ新卒として入職し、作業療法士としてのキャリアがスタートしました。この病院では作業療法士としての基礎を学びながら、さまざまな患者さまのリハビリを経験させていただきました。約3年勤務した後、更に専門性を磨きたいと思い、千葉県の回復期リハ病院の新規立ち上げメンバーとして転職しました。この病院では入職後まもなくして、20人ほどのメンバーを束ねるマネージャーを任される立場となりましたが、まだ経験も浅い自分には力不足を感じることも多くありました。そこで改めて、患者さまとしっかり向き合うことの出来る環境で働きたいと思い、次のステップとして応募を決めました。
Q2. 「おうちにかえろう。病院」入職のきっかけを教えて下さい。

同じ法人の「やまと診療所(※)」存在については、以前テレビで紹介されていて知っていましたし、とにかく「すごい理念を持っている診療所がある!」と、ずっと心に残り続けていました。(※「おうちにかえろう。病院」開設準備中につき)
2つ目の病院に入職したての頃に実は、説明会に参加したこともあったんです。
その時も、「私が目指しているリハビリが、ここなら出来る!」という予感がありましたが、当時はタイミングが合わず応募には至りませんでした。
その後、千葉の病院からの転職を考えるにあたり、改めて「やまと診療所」を訪問し、訪問診療に同行させてもらう中で、「これこそ私が作業療法士としてやりたいことだ!」と改めて確信し、応募しました。
ちなみに、選考プロセスの中で印象に残っているのは、理事長の安井先生との最終面接です。
とにかく「どうしてそう思うの?」と何度も問われ、「そこを掘る?」という事まで、しっかり突っ込まれました(笑)。この面接の時間だけでも、「自分は自分の事をそれほど理解出来ていない」と気付かされましたし、そこまで深く私の考えに耳を傾けてくれる職場環境なのであれば、私は間違いなく成長できると思いました。結果無事内定をいただき、入職しました。
Q3. 現在の仕事内容について教えて下さい。
「おうちにかえろう。病院」のリハビリチームに所属し、作業療法士として患者さまのリハビリを担当しています。また最近では、理学療法士や言語聴覚士チームとも連携しながら、「TEAMBLUEとしてのリハビリチームはどうあるべきか?」という課題にも向き合う日々です。
「おうちにかえろう。病院」が他の病院と比べて特徴的なのは、すべてのスタッフが「患者さまの退院支援」にまで力を入れている点だと思います。患者さまの想いや、これまでの人生、大切にしていることは何かなど丁寧にコミュニケーションを取り、その方にとって理想に近い形でご自宅での生活に戻れるように、医師・看護師・リハビリ・薬剤師・管理栄養士などチームで目線合わせをしながら、私たちはその目標に向けたリハビリを行っています。

Q4. 「おうちにかえろう。病院」の、他の病院との違いは何ですか?

一番の違いであり、強みでもあると思うのですが、とにかく皆が「なんで?」「どうして?」と問うことを怠らず、地道に考える文化であることだと思います。それは、同僚だけでなく、患者さまやそのご家族に対してもです。
私は現在、作業療法士としての仕事をしている訳ですが、実際の「おうちにかえろう。病院」内での会話では、患者さまの病気や障害に関する話よりも、患者さま一人ひとりのお人柄や生活。何を大事にしていらっしゃるのか?についての会話がとても多いと思います。少なくとも、これまでの職場ではあまりそういう話をすることは無かったと思います。
Q5. これからの目標を教えてください!
仕事の目標は、いつか地域で活躍出来る作業療法士になりたいです。もっと多くの人に「作業療法」について知ってもらうだけでなく、より身近なものに感じて欲しいと思っているので、もっと知識やスキルを磨き、外部への発信にも挑戦していきたいです。
プライベートでは、健康寿命を長くしたいので(笑)、とにかくストレス溜めないようにしています。
日々の生活の中で「やらなければいけないこと」と「やりたいこと」をうまくマネージしていくために、優先順位のバランスを意識しています。
