当院の診療内容
おうちにかえろう。病院 Q&A
- 「おうちにかえろう。病院」は、どんな人が対象ですか?
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- 急性期の治療が落ち着き、退院後の生活に不安があり、環境調整やリハビリなどが必要な方。
- 主に肺炎や褥瘡、尿路感染症などの治療や、何らかの理由で日常生活動作ができなくなり、入院で集中したリハビリが必要な方。
- ご家族の介護を一時的に支える目的や、在宅医療を一時的に入院でサポートする目的での入院をされる方。
- 病院でのお看取りを希望される方。
- どのような治療やケアが受けられますか?
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以下が、当院で行える代表的な治療やケアです。
- 抗生剤、麻薬などの点滴投与
- 管理と交換可能なカテーテル(尿道留置・膀胱瘻・腎瘻・胃管・気管)
- 管理のみ可能なカテーテル(CV・腸瘻・胃婁バンパータイプ:バルーンタイプのみ交換可能)
- 吸引
- 酸素投与
- 人工呼吸器管理(導入は対応不可)
- 点滴(末梢・CVカテーテルやPICCからの投与)
- 嚥下評価・訓練
- 褥瘡処置や簡易手術
- 入院期間はどのくらいですか?
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患者さんの状態や背景によって異なりますが、地域包括ケア病棟は在宅復帰を目的としており、40日間が目安で、最大60日となります。
- おうちにかえろう病院は、どんな役割の病院ですか?
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退院後の生活を前提に、これまでどんな生活や治療をされ、これからどういった療養生活をするのか?を、患者さんやご家族にお伺いしながらつくっていく、伴走者の様な役割を担う病院です。また、ご自宅に帰られてから発生しうる、体調の悪化や、ご家族の介護の変化(心身の体調変化など)で一時的に入院が必要になった場合の、受け皿という役割を持ちます。
- どのようなサポートをしてくれますか?
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患者さんの状態やご家族の状況に応じて、退院後の生活を見据えた住環境や医療・介護・福祉などのサービスの調整、訪問診療・訪問看護との連携支援などを行います。退院後も安心して在宅生活を送れるよう、介護指導やリハビリ指導なども行います。